「居たい」と思える場所はあるか
学びの場とは、
人との関わりの中で
社会を学ぶ場所でもある。
しかし、みんなが得意なわけではない。
時に距離を置きたくなることもある。
とはいえ、一人きりが良いとも限らない。
近すぎず、遠すぎない、
絶妙な距離感を人は求めている。
ちょうど良い距離感はどうやって作るか。
空間を、人との距離の調節装置にしてみよう。
works

教育支援センター Mina🍀Mina
他者の存在に敏感な不登校児の心理に配慮しつつ、互いに視線が交わりにくくなるような空間構成としました。単にパーテーションで壁を作って空間を分断するのではなく、場の雰囲気に慣れてきたら他の子との活動に参加できるような程よい距離感を実現しました。

教育支援センター まいくらす
施設のリラックススペースをデザインしました。「安心して過ごせる空間」をテーマとし、空間の広さや視線の遮り方を工夫しています。また、感覚過敏に配慮して間接照明を点在させることで、明るすぎる天井照明をつけなくても必要最小限の灯りを確保できるようにしています。